[温泉]元旅行会社社員の徒然日記[旅行]

元旅行会社社員、総合旅行業務取扱管理者、じゃらんゴールド会員が送る旅ブログ!☆、コメントお待ちしております!

新潟県 奥湯沢 貝掛温泉(日帰り利用)

じゃらんに投稿した☆・・・なし(日帰り利用のため)

本音で評価するなら☆・・・5

 

久しぶりの宿レビュー記事です。最近、四国札所巡り(妄想)記事ばかりでしたので、息抜きがてら宿レビュー記事を書きます。

なお、今回も写真なしですので、写真を見たい方は貝掛温泉のウェブサイトをご覧ください。

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貝掛温泉は国道17号線沿いにあります。 新潟県側からのアクセスが便利です。

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新潟県側からは関越自動車道湯沢ICから国道17号線へ、長い登坂車線付きのゆったりとしたヘアピンカーブを走ります。苗場のホテルやスキー場を見ながらまだまだ越後山脈を登ります。

唐突に貝掛温泉を示す看板があるので右折すると、宿まで狭隘路が続きます。この狭隘路が厄介です。貝掛温泉を示すもう一つの看板を過ぎると、舗装状態が悪い急な下り勾配の左カーブに差し掛かります。カーブミラーはありますが、車同士の離合は不可能です。歩行者と車との離合も難しいレベルです。不安な方はブレーキを踏んで停止させ、ゆっくりとブレーキを緩めながら進みましょう。本当に不安な方は国道17号線沿いに駐車帯があるので、そこに駐車して歩くのも手です。ただし、急坂を歩かなくてはなりませんが・・・。

逆に帰るときは「舗装状態が悪い急な上り勾配の右カーブ」に変わります。FF車でも4WD車でも来たことがありますが、そう大差はないでしょう。宿までの道ですから当然除雪はされているはずですし、客もスタッドレスタイヤは当たり前のこととしてチェーンも持っているはずです。でもアイスバーン状態の時は走りたくないですね。そういう時は駐車帯に止めて歩きます。人間が滑っても被害は小さいですが、車が滑ると大変です。

私は運が良いのかここの道でほぼ対向車と出会ったことがありません。ほぼ、と書いたのは一度だけ対向車と出会ったことがあるからです。それも坂のところで。

その時の対向車は運送業者のトラックでした。4トンかそこらでしょうか。4トンとはいえ決して小さいことはありません。私は坂を上る側、トラックは下る側でした。坂に差し掛かる直前にカーブミラーで対向車が来たことが分かり、私は一旦停車して手前のやや広いところまで後退、対向車を待ちましたが来ず。一度クラクションとパッシングをし、進む意思を表明してから坂を上るとトラックが後退して待っていてくれました。よく考えると、トラックの大きさではやや広いところでも離合困難でした。それにしても、トラックで坂を後退で上るとは恐れ入りました。普段からあるあるなのでしょう。

川をこれまた狭い橋で渡ると、ようやく温泉です。駐車場は今までの道と打って変わって広いです。ゆったりと止められます。

靴を脱いでフロント(旅館なので帳場と言った方がしっくりきますかね)に行き、日帰り利用の旨を告げます。食事処で昼食も提供しているので、食べたい方はどうぞ。

脱衣場は床暖房が効いているのか、床が暖かいです。貴重品のロッカーがありますので、財布や携帯、鍵の類はそこにいれましょう。衣類かごは鍵がかからない(というよりかごだけ)ので気にされる方は・・・下着だけでも・・・ポリ袋に入れて・・・浴室に持ち込むとか・・・。

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内風呂、露天風呂ともに2つずつ浴槽があり、源泉そのまま(ぬるめ)の浴槽と加温した浴槽があります。洗い場はシャワー付きで使いやすい作りです。古い旅館でもこういったところが新しいと嬉しいです。

せっかくなので露天風呂に行きましょう。もちろん源泉そのままの浴槽です。夏はややひんやり、冬は場合によって寒いかもしれません。ぬる湯なので浸かれば浸かるほど身体の芯まで温まります。しかし、

体温と大して差が無い=身体の表面温度は大して上がらない=湯上がり後、湯冷めしたかのように感じる

ため、上がる前に加温した浴槽で身体を温めることをお勧めします。

露天風呂では大して泡付きはありませんが、内風呂の源泉そのままの浴槽は泡付きがすごいです。内風呂にも浸かることをお勧めします。内風呂の縁には木枕があり、無限に浸かれます。

貝掛温泉は目に効く温泉として知られています。目薬として源泉を販売していた時代もありました。目を洗う際は、内風呂もしくは露天風呂の源泉そのままの浴槽の湯口から湯をすくって、目を浸して瞬きをします。

本当に一度は泊まってゆっくり温泉を楽しみたいのですが、泊まりたい時に空きがないので数年間日帰り利用で我慢しています・・・。

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上記のリンクの一番下に書いてあるように、子供は事実上お断りです。

貝掛温泉は奥湯沢の一軒宿の秘湯で、山と川に囲まれた湯治場として発祥しました。

大人の静養の宿のため、基本的にお子様のご利用はご遠慮いただいております。
一度お越しになり、「是非とも孫を連れて来たい」「三世代で同じ景色を見ながら風呂に入りたい」など
ご要望があるのも存じており、下記をご一読いただき、
ご両親やご祖父母が「大丈夫」と判断された場合には、お受けします。
お越しになってからお客様同士のトラブルの事前防止にご理解くださいませ。

 
 

● 夕食、朝食時に他のお客様のご迷惑にならないように静かに座っていられますでしょうか?
● 木造建物のため走ると音が響きます。廊下は走らず、スリッパのパタパタ音は大丈夫でしょうか?
● お風呂で脱糞など粗相があると、温泉を抜いて消毒してから貯め直しとなり、他の宿泊者の皆様に 甚大な迷惑がかかり賠償問題に発展しかねません。オムツの取れていないお子様の入浴は極力控えて、細心のご注意をお願いできますでしょうか?
● 玄関やロビーで泣いたり、大声をあげたりしないでいただけますでしょうか?

静かな環境を守るために子供を連れての宿泊はやめましょう。出来れば日帰りもご遠慮願いたいところ。

 

今回は以上です。

今週木曜日(9/16)は更新できるように頑張りますが、来週の更新(9/19、9/23)は諸事情により厳しいかもしれません・・・。