宗谷岬
今回は観光地の紹介です。
宗谷岬です。
個人的に宗谷岬は襟裳岬と並んで地の果て感があって好きな岬です。地の果て感だけなら日本海オロロンラインも負けてはいませんが。稚内に来て宗谷岬に行かないことはないです。枝幸町(オホーツク海側)に行くのにわざわざ日本海側から日本海オロロンラインを経由して稚内、稚内から宗谷岬経由で枝幸町に向かったこともありました。宗谷岬出てしばらくすると日が暮れて、枝幸町に着くころはもう真っ暗。鹿飛び出しの恐怖で頭がおかしくなりそうでした。
稚内に来て行かないことはない=もちろんドーミーイン稚内に泊まった時はいつも行きます。
宗谷岬は稚内から近いと思われがちですが、そこそこ距離があります。(確かに近い都市は稚内ですからね・・・)稚内駅からは30kmほど、稚内空港からは20km強あります。
稚内駅から走ると南稚内駅あたりがかなり賑わっています。稚内の中心部ですね。そのまま進んで潮見4丁目・5丁目交差点(北海道あるあるで同一の交差点でも名称が複数あります)を左折すると、段々建物が少なくなりますがまだ4車線道路が続きます。
稚内空港が右手に見えるといよいよ建物がほとんど無くなり、空港への交差点を過ぎたあたりで4車線道路は終了です。左車線が絞り込まれ(稚内方面は右に車線が増えます)白破線2車線の道路になりますが、この先、集落内や海岸沿いなど黄色実線が多くなります。案外、前車を自発的に追い越せない区間が続きます。
また、北海道あるあるとして集落内は(割と過疎っていても)40km/h制限が多いです。(法定(60km/h)→50km/h→40km/hと段階的に制限がかかる場合もあります。また、○○m先から40km/hなどと予告看板がある場合もあります)そのままの勢いで通過しようとすると・・・この先は分かりますよね。集落内を移動する低速車、存在を忘れたころに現れる信号にも注意しましょう。
稚内から宗谷岬に到着すると左側に大きな駐車場があります。押ボタン式の信号は「宗谷岬」と名づけられ、日本最北端の信号となっています。記念に押してみましょう。
この付近は日本最北端の土産物屋やラーメン屋など、「とりあえず最北端がウリです」という店が多いです。私はもらったことがありませんが(立ち寄っていないので)、日本最北端のガソリンスタンド(これも近くにあります)で給油すると証明書がもらえるようです。
日本最北端の土産物屋に入ると冷凍庫で流氷を見ることができます。重い鉄の自動ドアを開けると極寒と轟音(換気装置の音です。それほどうるさくありませんが)に包まれ、「この状況で閉じ込められたらどうしよう」などといらぬ心配をしてしまいます。心臓に悪い場所です。閉所恐怖症の方は絶対にやめておいた方が良いです。
土産物屋を出て道路を渡り、丘へ上がると戦時中の観測所の跡があります。この辺りは雪が積もると丘に上がることすら危険です。手すりなどはなかったように記憶しています。何とか滑ることなく上り下りした後、平地で(地面は雪というより氷でした)尻餅を付いたのは良い思い出です。
今回は以上です。
宗谷岬行きたいですね。
来週の更新(9/19、9/23)はお休みするかもしれません。生存信号はTwitterで発信するかもしれません。あくまでも予定です。