堂ヶ島温泉ホテル〜自家源泉&飲泉可能な西伊豆の宿〜
都心からアクセスしやすく、賑やかな東伊豆や中伊豆、やや遠いものの列車で1本な南伊豆と違い、西伊豆はアクセスが良いとは言えません。しかし、そのために静かでのんびりできる良い場所なのです!
今回は西伊豆の名湯、堂ヶ島温泉で随一のクオリティを誇る堂ヶ島温泉ホテルの日帰り入浴をご案内します。
※取材は2020年1月に行われました。現在、西伊豆は観光の停止を要請しています。
※2021/8/11リンク消し
堂ヶ島温泉ホテルの館内
本館と別館に分かれ、堂ヶ島近辺ではなかなかの規模を誇ります。
入口の前にはスタッフが立っており、全スルーのホテルとは一線を画しています。ちなみに入口スタッフは敬語の使い方も完ぺきな、人のよさそうな外国の方でした。
母国語と違う言語で接客しろ、って言われても私は無理ですね。すごいです。
ホテルの規模的に西伊豆の宴会ならここなのでしょう。食中毒防止のお願いにも、それが感じ取れます。
堂ヶ島温泉ホテルの温泉(内湯 オーロラの湯)
これだけでもここを訪れる価値があります。他のホテルへ供給していない唯一の源泉です。
貴重品ロッカーはありますが、小さいのでスマホ、車のカギ、財布くらいしか入りません。後述する別の場所にある露天風呂には貴重品ロッカーはありませんので、そこへ行く際にもここのロッカーを利用することになります。
整然と番号順に並んでいますので、カゴをあっちへこっちへと移動するのはやめてください。
うーん・・・半分正直、半分ウソ(失礼)ですね・・・。
後述します。
男湯にも化粧品の類がありました。
画像がいまいちで申し訳ないです。2つの源泉を引いていますので、それぞれの分析表を掲載しています。
かいつまんで書くと・・・サウナ横の水風呂(というほど冷たくないぬる湯)に供給している源泉↓は加水・加温・循環・消毒なしの完全なかけ流しです。
しかしながら、大きな風呂(熱めとぬるめがあります)に供給している源泉は加温あり(まあこれは良いですが)の消毒ありです。確かにぬるぬる具合は弱く、塩素臭がします。
私はもっぱらサウナ横のぬる湯(温度は30度弱くらいです)に入っていました。オーロラの湯には露天風呂がなく、内湯の熱気がこもっているので低い湯温でも寒くはなかったです。
堂ヶ島温泉ホテルの温泉(露天風呂 渚の露天風呂)
オーロラの湯からは直接移動できません。服を着る必要があります。
プールがあるので、夏は水着なら許容範囲でしょうね。裏を返すと、全裸なら間違いなくタイーホです。
外から見られるのを気にするくらいなら最初から露天風呂に入るなよ・・・と思いますが、親切な堂ヶ島温泉ホテルはしっかり注意書きに書いてあります。
シンプルなカゴしかありません。貴重品はオーロラの湯の貴重品ロッカーにお願いします。
誰もいなかったので写真を失礼。
ちなみに先ほどの温泉分析表の循環(露天風呂のみあり)はここのことを指しています。温度管理のためとはいえ、これで源泉かけ流しを謳うのはいかがなものかと・・・。
もちろん塩素臭もします。
私はさっと浸かって、また先ほどのぬる湯に戻りました。
ということなのでやることといったら荒々しい西伊豆の景色を見ながら一杯・・・といきたいところですが、入浴中のアルコールは大変危険です。
堂ヶ島温泉ホテルの館内 その他
昭和レトロなゲームコーナー・・・。野郎一人が嬉々として遊んでいる画はあまりにもキツすぎるのでやめておきました。
西伊豆のおススメ温泉宿です。私はぬる湯にしか浸かりませんが、景色を楽しめる露天風呂、おススメです。