ユートピア和楽園 知内温泉旅館
じゃらんに投稿した☆・・・5
本音で評価するなら☆・・・3
新しい方針1発目は北海道の宿です。
新しい方針とは?と思った方はまず、こちらをご覧ください。
私は話すと引かれるほどの北海道好きでして、運転免許をとる前から何度も訪れています。
運転免許を取得してから2回目の北海道(1回目ものちに記事にしたいですね)で訪れた「ユートピア和楽園 知内温泉旅館」の紹介です。
※ 今回はまともな写真が無い(と思われる=iCloudから持ってくるのが億劫)ので宿のウェブサイトを見ながら読んでください。
ちなみに、この時は新卒入社の旅行会社を退職するにあたり有給休暇消化中でした。それにより2週間ほど北海道に滞在しました。
初めて
- 一人で(同行者=同乗者無し)
- 若葉マークを付けて
- 何の運転支援装置のない1300ccのコンパクトカーで
- 2週間5000kmほど走った
というなかなか信じてもらえない旅の初日の宿です。
ここに来る前に訪れた日帰り温泉がコレでした。
湯の川温泉から下道を走り、赤川ICから(今は函館空港ICからですね)函館新外環状道路と函館江差自動車道を走って北斗茂辺地ICへ、そこから国道228号線を走って木古内と知内の市街地を抜けると知内温泉はもうすぐです。
※報道の通り、函館江差自動車道の北斗茂辺地ICから木古内ICが開通しました。これでもっと知内温泉に行きやすくなりますね。
最初の印象は
”まあなかなか鄙びた温泉に来てしまった”
でした。
部屋に案内されるとその印象が間違っていなかったことが分かりました。
”和室6畳喫煙バスなしトイレなし”
もちろん知っていて予約したのです。しかも普通の部屋の素泊まりより安く2食付で泊まれる(この日は6690円でした)のです。予約しない手はありませんでした。
周りに旅人はおらず工事関係者と思しき方だらけ。
気を取り直して風呂へ。
風呂は露天風呂以外は普通でした。温泉の析出物により床が凸凹しています。日帰り客は意外といました。大方、近隣住民でしょう。
露天風呂はサンダルを履いて(服も着て)移動します。
露天風呂は混浴です。着替えを置いておく木棚があります。湯浴中はもちろん、着替えまで他人に見られる作りです。
今回は貸切でした。
夕食、朝食ともに宴会場のようなところで一堂に会する形です。
夕食は牡蠣メインでした。牡蠣鍋、牡蠣フライがあり、生牡蠣もあったかもしれません。輪切り(のさらに6分の1くらいの大きさの)レモンが記憶にあるので多分あったのでしょう。私は牡蠣が苦手です。しかし、ここの牡蠣はクセが無く人生で初めて美味しく食べられました。
朝食は・・・記憶にないです。記憶にない=無難な和定食です。
夕食、朝食ともにメニューの表示がありませんでした。朝食はまだしも、夕食はかなり後から出来立ての牡蠣フライが用意されました。早食いの工事関係者氏が席を立とうとしていたので20分は経っていたはずです。これでは食事が終わっても席を立って良いかどうか分かりません。
「後ほど、牡蠣フライをお持ちします」の一言があっても良いですよね。
このせいで翌朝、皆が食べ始めてしばらくすると「もう終わりだろうか(物足りないけれど・・・)」みたいな妙な空気が流れました。
ちなみに最寄りのコンビニは知内の市街地へ10km、車で10分強です。
「夕食が物足りないが既に酒を飲んでしまった」
とか
「飲み直す酒を買い損ねたが、当然、酒を飲んでしまっている」(飲み直す、ですからね)
なんて場合は悲惨です。
幸いにも(私にとっては)夕食が物足りないなんてことはありませんでしたが、こういうときのために”カップ麵とつまみの一つは持っておこう”と思ったのは言うまでもありません。
さらに幸いなことに到着後、夕食まで我慢できずに知内の市街地へ10km車を走らせてコンビニに行っていました。昼食をとっていなかったためです。
これにより夕食後の酒にも不自由しませんでした。
じゃらんの口コミは
”この値段で夕朝食付きなら何も言うことはありません。バス・トイレ無しの部屋は鍵がかかりにくかったり、壁紙が劣化していたりと何かと便が悪いですが、気にしなければ大丈夫です。神経質な方はやめておいた方が良いでしょう。食事はカキが美味しかったです。臭みで正直好きではなかったのですが、全く臭みもなく新鮮そのものでした。温泉は古い湯治場風情満点です。こちらも気にする人はやめておいた方が良いでしょう。全体的に古い中、よく維持されていると思います。”
と書きました。(マジです)
何も言うことはないはウソですね(笑)。ただし、食事に関しては後出しの品物があるのに何も言わない不誠実さを差し引いても、言うほど不満はありませんでした。温泉は確かに良かったです。建物は本当にかなり古いですが、新館はなかなかきれいなようです。(私は新館に泊まるくらいなら函館に泊まります。コスパの問題です)
しかし、「温泉目当てではないただ観光したい人」が喜び勇んで泊まりに来るのは考えものです。特に混浴露天風呂なんて入れるでしょうか。さらに人里離れたところです。虫がいるのは当たり前です。
このあたりは調べれば分かるはずですが、調べないで泊まった人が「カメ虫が沢山部屋に隠れ出て来た(2020年度下半期に投稿された方)」とか書くのでしょうね。
今回は以上です。
安いので道南に行くときはまた利用するかもしれません。湯の川温泉のそれなりの宿で安く(~8000円くらい)泊まれなければ・・・。