良い宿を見つける4つの方法 旅行会社社員ならこう選ぶ!外さない宿選び!
期待していたけれどたいしたことなかった・・・。
写真と現実が全然違う!
こんなこと、ありませんか?
楽しみにしていた宿が残念だと、旅全体が残念な感じになってしまいます。
特にお泊りデートなどだと”存続”の危機に立たされるかもしれません。
次の宿は絶対はずしたくない!というあなたに、
「旅行会社社員ならこう選ぶ!良い宿を見つける方法」
についてご教授いたします。
- 良い宿を見つける方法 ①目的を決める
- 良い宿を見つける方法 ②繁忙期と閑散期の価格を見極める
- 良い宿を見つける方法 ③旅行会社のパンフレットを活用する
- 良い宿を見つける方法 ④写真やホームページを見極める
良い宿を見つける方法 ①目的を決める
まず、なんといっても目的を決めないことには話が進みません。温泉目的で行くのか?食事が目的なのか?それとも宿(ここでは建物)が目的なのか?はたまた観光メインだから宿は別になんでも・・・?
まさかとは思いますが、食事を目的にカプセルホテルには泊まりませんよね。まあ、最近はそれなりに凝ったデザイナーズカプセルが増え、食事も充実しているところもありますが・・・。
温泉目的なら多少部屋がアレでもOKですよね。私はOKです。なんなら岩手県花巻市の大沢温泉湯治屋のように、外(廊下)からカギがかからないふすま仕切りの部屋でもOKです。
良い宿を見つける方法 ②繁忙期と閑散期の価格を見極める
失礼な話、たいしたことない宿は普段は安くても、GWや長期休みの繁忙期には良いところの宿並みに値段を上げてきます。もし、あなたが「なんじゃこの宿!?」と思って口コミまで書いたところで、次のシーズンには何も知らない方が同じ目にあいます。
「じゃらん」や「楽天トラベル」のようなオンライントラベルエージェント(OTAともいいます。以下OTAと書きます。)で日付未定で検索すると、(取り扱っていればですが)部屋の価格帯がわかります。普段は1室5000円程度が繁忙期で30000円!とかになっていたら要注意です。普段5000円なら、どんなにとっても20000円弱、普通は15000円です。
毎日、場所を変えて(今日は栃木県塩原温泉、翌日は群馬県草津温泉というように)調べると様々な場所の価格帯が見えてきます。
良い宿を見つける方法 ③旅行会社のパンフレットを活用する
いやいやスマホやPCでいちいち面倒だわ!という方におススメなのが、旅行会社のパンフレットを活用する方法です。
だいたいそれなりのレベルでないとパンフレットに載りませんので、パンフレットに載っている宿=およそ保証できる宿ということです。
そして往復の交通を付けない限り(つまり宿泊単品で)間違っても旅行会社で予約を入れてはなりません。旅行会社で予約すれば何でもお得だったのは過去の話で、インターネットが普及した今、宿泊のみなら宿の公式サイトから予約した方が99%安いです。
ほら、先ほど紹介した大沢温泉だって「最低価格保証」ってありますよ。
というのも、旅行会社は宿側が設定した価格の20%ほど増しで売りつけてくるからです。
インターネットが普及する前は、よほど有名な宿でない限り、お客様の目に留まることは少ないものでした。ですから、旅行会社を使って販売してもらっていたわけです。旅行会社は交通も宿も持っていません。所詮、手数料を取ってお客様に横流しする”仲介屋”です。「自分たちはお前らの部屋をこんなに売ってやってんだぞ」という殿様気分が災いし、現在のOTA全盛期でお客様からも宿からもそっぽを向かれているわけです。こちらの希望額通りの回答をしてくれる宿はほとんどありません。パンフレットを見ていても、じゃらんなどの方が安いのは当たり前です。必要経費の高騰以上に、旅行会社の集客に対する信頼が失われているのです。
私も一応、旅行会社社員ですので過去の栄光を肴に会議で飲み会でふんぞり返っている輩には、OTAに対抗する方法でも考えてもらいたいものです。まあ無理でしょうが。
長くなりましたが、宿泊のみならパンフレットで宿探し→OTAで予約or宿に直接予約でOKです。
なぜ交通も付けると安くなるのか、については後日ご説明することにして・・・。
良い宿を見つける方法 ④写真やホームページを見極める
いやいや加工だらけでしょ!とお思いのアナタ。正解です。
しかし、最初から売る気のない宿は、写真なんぞ加工したり更新したりしません。変に古いブラウン管テレビだったり、画質が荒すぎる場合は見切りをつけてしまうのも手です。
また、今の時代に公式ホームページを持っていない宿、あまりに作りが古すぎる宿は疑ってみましょう。
まあ、昨日ご紹介した「源泉宿ゆっくり」のように公式ホームページを持っていなくても、おススメしたくなる宿は存在します。
しかし、最初のうちは避けておいた方が無難でしょう。
「源泉宿ゆっくり」って何?って方はこちらですね。
- 目的を決める
- 繁忙期と閑散期の価格を見極める
- 旅行会社のパンフレットを活用する
- 写真やホームページを見極める
この4点を守って、楽しい旅行にしてくださいね!