三保園ホテルで日帰り入浴[三保はごろも温泉]
世界遺産の近くで良質な温泉に入りたい!という方におススメな温泉をご紹介します。
三保はごろも温泉、三保園ホテルです!
かつて大型団体受け入れで賑わったであろうホテルです。やや古さも感じられ、どう補修するかが腕の見せ所でしょう。
場所は三保の松原の近くです。
三保園ホテルの大浴場
フロントでお金を払い、大浴場へはくすんだ水色のカーペットを2分くらい歩きます。
大人600円、子供300円となかなか良心的です。
フェイスタオルは販売100円、バスタオルはレンタル300円ですこちらも良心的です。私は天山湯治郷のフェイスタオルがあったので買いませんでしたが、家に帰っても旅を思い出せる品の一つとしてタオルはおススメです。
天山湯治郷って何ぞや、っていう方のために過去記事を貼っておきます。
私は日帰り入浴に行くとき、フェイスタオルしか持っていきません。「体を洗うときどうするの?」とよく聞かれますが、手で洗います。肌が強くないのでタオルでゴシゴシ洗うと荒れてしまいます。そのため、体を拭く以外にタオルを使用しませんのでフェイスタオルのみで十分なのです。
ちなみに大浴場まではやや上り坂です。
これが見えたらゴールです。大浴場の中は例によって撮影禁止なので、こちらをご覧ください。
脱衣場
鍵のかかる貴重品ロッカー以外は籠が置いてあるだけです。宿の日帰り入浴で下着を盗むなんていう輩はいないと思いますが、日帰り専用施設だとたまにいるものです。気になる方は・・・鍵付きロッカーに入れる・・・?でも、そこまで大きくないです。
内風呂
脱衣場を抜けると右に洗い場、左に風呂とサウナがあります。サウナは午後しか使えない旨が書いてありました。
風呂は温泉、冷泉、変わり風呂の3種です。冷泉は源泉を加温せずにそのままでしょうか。
そうなんです。泉質はナトリウム塩化物強塩冷鉱泉です。
温泉の定義は25度以上であること、特定の物質が一定以上含まれていることのどちらかです。三保はごろも温泉は後者です。
そのため、浴用に適した温度までの加温が行われています。そしてなぜか加水(湯量不足を埋めるため?理由の記載はありませんでした)、さらに衛生管理のために次亜塩素酸ナトリウムの投入が行われています。正直、塩素殺菌は好まないのですが、あまり臭わなかっただけ良しとしましょう。
ちなみに、プールなどでおなじみ塩素特有の臭いは汗などと反応したときに出る臭いです。ちゃんと臭えば効いている証拠ではあるものの・・・複雑です。前述のとおり、私は肌が強くないので塩素にあたると強烈に肌が乾燥します。砂漠です。プールは憂鬱でした。スイミングスクールに通っていて、唯一人並み以上にできるスポーツが水泳ですが。(笑)
露天風呂
余談はさておき露天風呂です。
露天風呂は内風呂より外気に触れること、落ち葉や虫が入りやすいことから塩素消毒を強めに行う傾向があります。
しかし、三保園ホテルの露天風呂はほぼ塩素臭がありませんでした。珍しいことです。たまたまなのか分かりませんが、ぬる湯とも相まってついつい長居してしまいました。近くに東海大学付属静岡翔洋高校があるので、部活の声を聞きながらの入浴ではありましたが。
足湯
外には足湯があります。利用可能時間は12時から16時までと短めですが、早めに到着したときにおススメです。
三保園ホテルへのアクセス
最後に行き方です。
車の場合
車の場合は東名高速道路の清水ICから静岡県道199号線を目指してください。ICからおよそ30分です。ホテル前の駐車場は宿泊者専用です。道路を挟んだ砂利敷きの木が所々に立っている駐車場をご利用ください。くれぐれもぶつけないように気を付けましょう。
列車の場合
列車の場合、清水駅から無料シャトルバスが出ていますが、予約制のため日帰りの場合は利用しづらいでしょう。
そこでおススメなのが水上バスを利用する方法です。
江尻港(清水駅から徒歩5分)~三保港を結んでいます。時刻表はこちらです。
自転車を積み込むこともできます。(台数制限あり。詳しくはエスパルスドリームフェリーまでお問い合わせください)
三保港からは徒歩20分ほど、2km弱です。三保港からタクシーを使っても清水駅からタクシーを使うよりかは良いでしょう。
清水駅からは三保の松原方面に路線バスも走っていますので、行きと帰りで使い分けても面白いですね。