[温泉]元旅行会社社員の徒然日記[旅行]

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愛車紹介 さよならFIT3 GP5 S ホンダセンシング~7速DCT×1モーターハイブリッド~①愛車との出会い

今回は私の愛車だったFIT3 GP5 S ホンダセンシングについて紹介します。つまるところ「フィットハイブリッド S ホンダセンシング(2WD)」です。このナンバーは現在、存在しないために特にナンバーは隠さずに紹介します。

今回は新方針の記事として初めて目次を設けました。とにかくフィットハイブリッドの紹介だけ見たいんだ!という方は該当箇所に飛んでください。

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保有:2020/11~2021/10(画像は手放した時と同じカスタム状態です)

 

 

保有のきっかけ

免許を取って2年半、レンタカーとカーシェアで生活してきましたが、使いたい時に満車だったり、あまり綺麗な使われ方をしていなかったり(カーシェア)、やたら高額な距離料金(カーシェア)に閉口したりと不満が溜まっていました。さらに私は旅行時に「朝早く出る=日の出前に出る(特に夏)」としているため、レンタカーの場合は前日に取りに行くなど面倒なことが多かったのもあります。前は24時間営業、そうでなくても朝5時から営業していた店舗が、今では朝8時から営業と遅すぎ&その時間に客が殺到してなかなか出発できないということもありました。

 

愛車の条件

家族で話した結果、祖父母をはじめとして家族に万が一のことがあった時のために車が欲しいという結論が出ました。いっそのこと車を買おうということです。

家族と話した条件は以下の通りです。

  • AT
  • 有段変速(=CVTはNG)
  • クルーズコントロール付き
  • バックカメラ付き
  • 禁煙車
  • 修復歴なし
  • 記録簿あり
  • 実用性があり、身の丈にあった車
  • 全幅1800mm以下
  • 全長4100mm以下
  • 車体色は白、黒色以外
  • 本体価格150万円ほど

 

愛車の候補

1週間ほどで(市場にあるかどうかはさておき)候補が出そろいました。候補は以下の通りです。

国産車

外車

「実用性があり(以下略)」というふわっとした表現に引っかかって脱落する車があります。

フォルクスワーゲン UP!とルノー Twingo(スマート ForFour)です。中学時代の友人2人、計3人でよく旅行するため3人分の荷物が積め、3人が問題なく座れる車でなければなりません。UP!やTwingo(姉妹車のForFourも)は小さすぎるのです。いや、後部座席の片方を倒せば3人なら問題ないですね、と思いましたが家族旅行の時にアウトです。4人分の荷物が積め、4人が問題なく座れる車でなければなりませんのでやはりアウトです。ルノー Twingo(スマート ForFour)と姉妹車を括弧書きにしたのは出落ちのためです。FIATの500も同じです。もはや後者は書きませんでした。

実車を見に行くためにカーセンサーで探します。ここでタマが少なくて脱落する車があります。

スズキ スイフト(RSt)とスズキ スイフトスポーツです。関東圏で検索すると0件のことも珍しくありません。待っても良かったのですが、こうなると待てないのが私の性格なので脱落です。

ここで残ったのは

です。たまたま埼玉県の近いところにホンダ フィットハイブリッド(GP5 or 6後期のS)とフォルクスワーゲン Polo(6R型GTI)があったので見に行くことにしました。

 

愛車候補の現車確認 フォルクスワーゲン Polo(6R型GTI)

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※色は白ですがイメージとして(フォルクスワーゲン・ポロGTI(FF/7AT)【試乗記】 新しいスポーツドライビングの提案 - webCGより)

雨の降る寒い日でしたが、埼玉県まで1時間以上かけて向かいます。

最初はフォルクスワーゲン Polo(6R型GTI)の確認です。ディーラーに行くと中年の営業が案内してくれました。こちらの検討の状況を伝えます。初めて車を買うこと、出来れば有段変速の車が良いこと、遠出が多いため長距離運転が容易なドイツ車を・・・などです。

早速運転席に乗り込んでエンジンをかけます。車体色はシルバーです。

「よくご存知ですね」と営業。Poloの(他車がどうかは存じ上げません)鍵を挿すタイプは、キーにあるボタンを押して物理キーを出現させます。キーレスエントリーですが、物理キーが存在するのです。こちらは現行のAW型Poloを何度も借りているので慣れたものです。私は「レンタカーでAW型を何度か借りた」旨を話しました。

それはさておき違和感があります。何とクルーズコントロールがありません。確かにカーセンサーで確認して認定中古車のウェブサイトでも確認したのですが、確かにクルーズコントロール付きとあったような・・・。クルーズコントロール以外は気になるところはありませんでした。

あー、クルーズコントロール無いのか・・・と落胆しましたが、まあ5ナンバーで1800ccターボで走りも良ければいらないか・・・とも思っていました。リミッターはあるので、作動させてアクセルを踏んでいれば(べた踏みはNG)クルーズコントロール代わりとして使えますからね。

さて、ここまで書きませんでしたが、Poloというかフォルクスワーゲンの十八番といえばDCTの故障です。営業は「リコール対応歴を調べた。全て対策済み。7年7万km(この車は5年3万kmほどでした)でよく症状が出ると話を聞く」という意味のことを話しました。1年保証はありますが何となく心もとない上、クルーズコントロール無しの衝撃はかなり大きかったです。最初から無いと分かっていたのではなく、あると思ったら無かったのですから。今日中に結論が欲しいと言われましたが、お茶を濁して帰りました。と言いつつ、後部座席に乗っていなかったので、帰る前に家族代表として連れて来た父と共に座ります。父が一言、「狭い」と。ああ、さよなら私の外車ライフ・・・。

※押し切るという選択はありません。運転、整備、保険の責任を全て負う私ですが、諸事情により私の一存では決められません。

 

愛車候補の現車確認 ホンダ フィットハイブリッド(GP5後期のS)
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※当時ウェブサイトに掲載されていた画像です。

Polo・・・Polo・・・」と呟く私に「頭上が狭い。長距離大人4人が座ることは考えられない」と一刀両断な父。

続いてホンダカーズ埼玉でホンダ フィットハイブリッド(GP5後期のS)の確認です。先ほどと同じく認定中古車で中年の営業が案内してくれましたが、何と受付担当が飲み物をくれました。今でこそディーラーに行ったら飲み物くらいは出てくることを知っている私ですが、当時は浦島太郎でしたから感動しました。

ここでも検討の状況を伝えます。初めて車を買うこと、出来れば有段変速の車が良いこと、遠出が多いためホンダセンシング(運転支援装置)があれば・・・などです。

早速運転席に乗り込んでスタートスイッチを押します。車体色は青(ブリリアントスポーティブルーメタリック)です。こちらもレンタカーで慣れているので問題ありません。シフトはプリウスで問題になっている(させられている)シーケンシャルシフトですが、「どこのレンジに入っているか分からない」ほど頭は弱っていないので問題ありません。

営業がSグレードならではの装備を隣にあったLグレードと比較して紹介してくれました。詳しくは次の記事で書きますが、前後のスポーツバンパー、大型テールゲートスポイラー、黒で統一された内装などです。

父は室内の広さ(というより後部座席の頭上空間)に驚き、非常に気に入っている様子でした。私も国産車であることから修理時の部品も苦労しないと考えました。

GP5 or 6型フィットハイブリッドの十八番といえば泣く子も黙るDCTの不具合です。リコールを連発して信頼を地に落としました。営業は「後期なので対策済み。走行試験やコンピュータ診断で問題ないことを確認している。毎回整備はここ(ディーラー)で受けているので素性は分かっている」という意味のことを話しました。

こちらは明日早い段階で結論が欲しいと言われ、一旦持ち帰ることに。営業曰く「財務大臣」である母の決裁(というか承諾)が必要です。

※何度も言います(書きます)が押し切るという選択はありません。運転、整備、保険の責任を全て負う私ですが、諸事情により私の一存では決められません。

 

現車確認後、愛車候補の選考

家に帰ると母だけではなく弟もいました。最初にフォルクスワーゲン Polo(6R型GTI)を見せます。

母「フォルクスワーゲンは良いがシルバーは無い」

弟「シルバーは一番無い」

フォルクスワーゲン Polo(6R型GTI)、あえなく撃沈です。もはや私以外誰も支持していません。GTI伝統のチェック柄のシートや赤ラインをアピールしても暖簾に腕押し、豆腐に鎹です。

続いてホンダ フィットハイブリッド(GP5後期のS)を見せます。

母「まだこの色(ブリリアントスポーティブルーメタリック)の方が良い。国産車という安心感もある(何の「安心感」かは分かりません)」

弟「国産車ならスバルかマツダかだけど・・・(知らない割にそれなりに言ってきます(笑))」

この会話からホンダ フィットハイブリッド(GP5後期のS)に決まりました。一応、見にも行かなかった2車の落選理由も書いておきます。

→エンジンかかったときにやたらとうるさい。内装が安っぽい。全長4100mmと許容できる限界。言うほど燃費が良くない。(=デメリットを帳消しにできるほどの燃費ではない)ワンペダル操作は個人的に高評価。

ディーゼルのタマが多い。長距離運転が多いため燃費面でメリットのように見えるがメンテナンスが面倒、なんだかんだ都会の街乗り(短距離運転)も多い。ガソリン車もあるが燃費が良くない。荷室や後部座席が狭い。ディーゼル、ガソリン共にアダプティブクルーズコントロール(=追従機能付き)が付いている車が少ない(当時。今は存じ上げません)。ただ、運転時の姿勢に配慮したパッケージは個人的に高評価。

日産とマツダは見に行かなかったですが、ディーラーはどちらも近くにあるので愛車にしても問題はありませんでした。運転するのは私ですが、あくまでも家族4人が快適に移動できることが重要です。後部座席が狭いと致命的なのです。

 

今回は愛車を選ぶまでのことを書きました。次回はホンダ フィットハイブリッド(GP5後期のS)の特徴や手放すきっかけなどを書きます。

急遽、売られている元愛車を見に行きました。次回はその記事です。

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