静岡県 下田市 蓮台寺 クアハウス石橋旅館(日帰り利用)
じゃらんに投稿した☆・・・なし(日帰り利用のため)
本音で評価するなら☆・・・1
本音評価が酷すぎるからといってブラウザバックしないでください。(笑)
今回は伊豆急行線蓮台寺駅(終点の伊豆急下田駅の1駅手前)から1kmほどのクアハウス石橋旅館の紹介です。
新方針の記事を書く、と決める前に下書き(という名の写真貼り付け)が終わっていたことから今回は写真ありです。
ちなみに以前紹介した金谷旅館と同じ地域です。
外観はこんな感じです。
見ての通り車は止められないので、道路を挟んで向かいにある駐車場に止めます。単なる砂利敷きで、特に駐車枠もありませんでした。
ガラガラと扉を開ける(と記憶しています(笑))と従業員が出てきたので日帰り利用の旨を告げて料金を払います。1000円だったか1100円だったか・・・ウェブサイトによると日帰り入浴料は1100円だそうです。
館内案内には
「和」と「洋」という相反するものを、絶妙に織り交ぜた、明治の面影を留めている、石橋旅館ならではの館内をごゆっくりお楽しみください。
とあります。木造の大きな建物はいつ造られたのか知りませんが、かなり古そうです。「明治の建造です。」と言われても信じてしまうくらい立派な木造建築です。ただ、それを活かせているかは別の話です。
となると・・・この写真(「クアハウス」の項)はいつのものでしょうか・・・。後に出て来ますが、こんなに明るくて清潔感溢れる空間は別世界なのでしょうか。
戦時中に防空壕として使われたトンネルを抜けます。
今時、PCとプリンター、ラミネート加工できる機械さえあればそこそこ綺麗に仕上がる館内案内をこうしている時点で期待は厳禁です。客室番号に規則性が無く(その気になればすぐ整理できるはずです)、客にとっても従業員にとっても分かりにくいものになっています。
"クアハウス"まで長いなあ・・・というか館内が暗い・・・。
ようやく着きました。脱衣場です。脱衣場の写真がある=客は私だけです。この網目状の籠、入浴施設でよく見かけますよね。しっかり掃除しないと網目に埃が詰まって汚いことこの上ありません。
今までの道のりから籠を確認するまでもなく、リュックサックを下敷きとして鍵付きのロッカーに衣類を脱ぎ捨てます。
まあそうでしょうね。私を含めて宿に到着後すぐ温泉に浸かる人が多いですが、結構身体に負担がかかるようです。それはさておき、写真の右下、分かるでしょうか・・・?そうなんです。結露がすごいのです。脱衣場の扉が開け放していたのはこのためでしょうか。
温泉の鮮度は大変よろしいので、この結露何とかならないものですかね・・・。
こうして見るとぱっと見は綺麗ですね。まあシャワーで流せば(余りにも酷くない限り)どうにでもなるのが浴室なのですが。
上の写真を撮影した地点から振り向くと、この浴槽があります。やたらと温くて入っていられませんでした。温湯ではありません。熱かった温泉がただ冷えただけです。
箱蒸し風呂です。先ほどのこの写真ではこの箱蒸し風呂が横から写っていました。
打たせ湯です。これまたやたら温かった気がします。もちろん熱かった温泉がただ冷えただけです。
内風呂の主浴槽です。湯気が分かるでしょうか。こちらはまともな温度でした。ただ、私はジェットバスを好みません。理由は音も見た目も騒がしい、空気を送り込むことで温泉の劣化が進む、構造上(噴射する湯を確保するため)循環風呂になる、からです。内風呂でまともな風呂は1つもありませんでした。露天風呂に移動します。
打って変わって普通の露天風呂です。そうそう、こんな風呂を待っていたんだよ。ウェブサイトには手湯のようなものも写っていますが(この写真の左側、見えないところにあります)、今では打ち捨てられたただの箱(もちろん湯はない)になっています。
なんだこれ・・・と思ったらかけ湯でした。試していませんが。
あの、入湯プログラムを真面目に書いているところ悪いのですが、まともに利用できない風呂があるのですが。
露天風呂を堪能した後は早々に風呂から出ました。誰も来ない脱衣場で昼用のパンを食べて時間を潰してから退散します。来るときはいなかったのか、はたまた気付かなかったのか分かりませんが、ロビーのストーブで(来た時応対した従業員とは別の)従業員が新聞を読んでくつろいでいました。
手入れの行き届かないただの古い建物、限界集落ならぬ限界旅館でした。
私の口が悪いのではなく、Google Mapの口コミも平均3.0ながらも
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とあります。
さらに☆5、4、3、2、1を付けた人の比はざっくり5:5:5:3:6です。ここまで評価が割れている宿も珍しいです。
まだ記事にしていませんが、北海道の山奥の宿で無限発生するカメムシと格闘した私でも泊まりたくない旅館の1つです。なぜか?
近くに良い旅館(金谷旅館)があるからです
同じくらいの金を払うなら、断然金谷旅館に泊まります。さらにブログで見かけることも多い「お宿 星めぐり」も近くにあります。グループで貸切希望なら1棟単位で貸切できる奥蓮台寺荘もあります。
わざわざクアハウス石橋旅館に泊まる理由がありません。
今回は以上です。珍しく宿泊するな、という意味の記事になりましたが、ここまで酷い宿は珍しいです。何かの間違いで宿泊するとまた変わった印象になるのでしょうかね。でも、手入れの行き届かない宿は新しかろうが古かろうが泊まる気はありません。