[湯澤温泉 長生館] まるで民家な温泉旅館の日帰り記[山梨県]
平成が終わろうとしている今、綺麗かどうかは二の次、まるで昭和に取り残された湯が良い!という方におススメの温泉です。
湯澤温泉 長生館です!
普段はここに宿のHPでも載せるのですが、なんとこの宿はHPがありません。
私が以前の記事で言ったように避けるべき宿の条件に当てはまってしまいます。
是非↑の記事、お読みください。(ド直球)
この前の裕貴屋がある下部温泉にほど近い場所にあります。鉄道だと身延線下部温泉駅から1駅の波高島(はだかじま)駅が最寄りで、徒歩でおよそ10分くらいでしょうか。
さて、早速ご紹介します!
湯澤温泉 長生館までの道のり
3月10日に開通した中部横断自動車道の下部温泉早川ICからはこんな感じです。
ただし、灰色の道は現在護岸工事のため通行止めになっているところがあります。青色の道でお願いします。県道9号線からそれ、中部横断自動車道の下あたりまで来たらもうすぐです。
この細い道へ曲がり(横断歩道付近で右折)、身延線をくぐります。長生館の看板がひっそりと出ていますね。
地元の方の車も時たま通りますので、かち合わないように祈ってください。(笑)
数十メートル進んだ、この駐車場が安全に離合できる最後の場所です。
両側にガードレールの付いた道が続きます。
途中からさらに狭くなる手前では離合可能でしょうが、3ナンバー同士だと厳しいと思います。無理やり寄せても良いですが、一歩間違えると民家裏か河原へ真っ逆さまです。
私はいつもヘッドライトを付け、必要に応じてパッシングをして自分の存在を知らせながら進みます。分岐を右に曲がって・・・(まっすぐ進むと民家です(笑))
もしこの橋に対向車がいたら・・・
ここに突っ込むのもありですが、後進時にぶつけないように注意しましょう。もちろん、地元の方たちの場所ですから大人しく使ってください。
橋に車を進めたら、あとはひたすら対向車が来ないことを祈るだけです。
橋を渡る前、ここから見えますのであらかじめ確認しておくのは言うまでもありません。
この駐車場に止めたらゴールです。きっちり詰めれば4台は止められますので、テキトーに止めずに詰めてください。
奥に見える立派な建物は、不二ホテルという同じ湯澤温泉の宿です。こちらはまたあらためて紹介します。
不二ホテルの前(写真奥側へ)を通過すると・・・
湯澤温泉 長生館の外観
とってつけたような看板があります。(やめなさい)
民家に迷い込んだような感じです。
となりのトトロに出てきそうですね。ちゃんと名前が書いてあります。長生館です。
湯澤温泉 長生館の館内
中に入ると人感センサーでチャイムが鳴り、おばあちゃんが出てきます。日帰り利用であることをわかりやすく伝えましょう。料金は1人500円です。
適当に靴を脱いで中へ入ります。
風呂場の前に寝転がるタイプのマッサージ器でしょうか、年季のあるものが置かれています。
湯温が低い(28度)こと、湯の華を処理するために加温とろ過をしています。塩素消毒は無しです。
時が止まっています。
湯澤温泉 長生館の風呂
ただカゴがあるだけです。
ここがすごいのは混浴なだけではなく、脱衣場まで共用です。さらに湯舟は場合により1つ(3つありますが、1つは全く使っていない様子でした。)で内湯のみなため、女性の利用はかなり厳しそうです。
また、なぜか脱衣場に灰皿があります。この日は先客が吸ったのか、吸殻が置いてあったことからかなり臭いました。
友人と浴場へ失礼します。
先客が1人いましたので、ゆっくり湯船につかります。ぬるめのやや硫化水素臭のする湯です。
そんなことより湯舟が狭すぎます。今日は私と友人の2人でしたが、もう1人友人を連れてきていたら入れません。野郎3人が無言で小さな湯舟に身をうずめているのはなかなかにシュールでした。
本当ならば先客が出るのを待って写真でも撮りたかったのですが、あまりのシュールさにギブアップしました。
湯は良いものの、建物の管理にもっと気を使った方がよい宿でした。さすがに私でも宿泊は遠慮するなあ・・・といった感じです。
日帰り利用と割り切れば、大変おススメの格安宿です!直前に紹介した湯めみの丘から1時間弱で来られます。
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