金谷旅館 下田河内温泉で日本一の檜風呂「千人風呂」を愉しむ
日本一の檜風呂が下田にあります。
その名も「伊豆下田河内温泉 千人風呂金谷旅館」です。
金谷旅館の館内
レトロな番台
とてもレトロです。靴を脱いで靴箱へ置き、番頭にお金を支払います。
土休日などは大人1000円です。
奥に進むと風呂です。日帰り客用と宿泊客用とで脱衣場が分かれています。しかし、入口が違うだけで中は一緒です。
貴重品は100円ロッカーに入れましょう。リターン式です。ケチらず入れてください。後々まで快い気分でいるためにも。(実際に他人の物を失敬する不届き者がいます。)
金谷旅館名物!千人風呂
またいつものように風呂の中、脱衣場は写真NGですので、実際に行ってみてください。
シャワーは入ったところと奥に2つのみ、それ以外はカランのみです。
湯と水の蛇口をひねって混合させますが、正直めんどくさいです。私は近くに人がいないことを確認し、風呂から適温の温泉を桶で失礼しました。
お湯がわんさかと湧き出ているところが一番熱く、奥に行くにしたがってぬるくなります。深いところで1mありますので、子供連れは注意が必要です。しかも横に長いので泳げます。(やめましょう。)立って入るもよし、腰掛けがあるので座ってもよし。波を立てぬように静かにすれば、歩行浴も楽しめます。長い風呂とは別に、小さな風呂もあります。35度ほどの、ぬるいというより冬は寒い湯が満ちています。ゆっくりとつかっている人が多いので、特に波を立てぬように失礼しましょう。総ヒノキ造りの浴槽は、より湯が柔らかく感じられます。
露天風呂もあります。木戸を開けて行きます。ややぬるめの湯、心地よい外気、打たせ湯のような湯口、ジャグジー風のスペースと素晴らしいラインナップです。
と、ここまで普通に書いてきましたが、ここは混浴です。
でも安心してください!はいて女性用の風呂も別に用意してありますよ!当たり前に私は入れませんので、是非行ってみてください。混浴より小さめだそうですが、湯は変わりません。
混浴とはいえ、薄暗く湯気が立ち込める浴室、バスタオル巻OKとハードルはそれほど高くないとのことです。実際、タオルも巻かずに夫婦で入ってらっしゃる方もいます。普通の混浴は屋外、タオルNGとかありますからね・・・。
女性用の脱衣場に入るには、脱衣場にある鍵が必要です。3つあるそうなので、鍵が無いときは・・・
①入っている女性を見つけて上がるときに声をかける。その方が鍵を開ける→鍵を受け取る
②諦める
日曜昼でも女性は1人しか入っていませんでしたから、おそらく無いことはないでしょう・・・。(保証はできません)
ドライヤーはコイン式です。10円を入れるそうです。
休憩所
寝転がるのはNGらしいです。また、常識的に食べ物の持ち込みはやめましょう。飲み物としてペットボトルくらいにしておきましょう。(一応、貼紙もなされています。)
そしてひな人形。最近見かけないのでほっこりしました。
古いですがトイレは綺麗でした。
金谷旅館の外観
私的にこの外観、結構グッときます。
駐車場はこの近くに40台ほどあります。
金谷旅館への行き方
列車
東京からは特急踊り子号で終点の伊豆急下田まで3時間弱です。伊豆急下田の1駅手前が最寄駅の蓮台寺ですが、蓮台寺に特急は停車しません。一昔前までは全列車停車していたのですが・・・。
伊豆急下田でゆっくりしてから向かうのが手です。道の駅や水族館と遊ぶ場所には事欠きません。
名古屋、大阪方面からは熱海まで新幹線、そこから蓮台寺までは伊東線・伊豆急行線直通の普通列車で1時間半ほどです。
車
車の場合は東名の沼津IC、新東名の長泉沼津ICから伊豆縦貫道(伊豆中央道を含みます)、国道414号線で1時間半ほどです。しかし国道414号線は下田、河津近辺に一部狭い所があります。そのため、下佐ヶ野交差点から静岡県道14号線→バガテル公園→国道414号線へ復帰というコースがおススメです。
生活道路や山道を通りますので、安全運転でお願いします。特にイベント時(河津桜まつりや夏休みなど)は人だかりができますので事故らないように・・・。
広い風呂でゆっくりするなら金谷旅館です。是非行ってみてください!